酒粕ペーストを作り置き!手軽に酒粕の効果を楽しもう!

酒粕とは日本酒を作るときの副産物です。

日本酒は米を麹と酵母の働きでアルコールを発酵させて造りますが、お酒を絞った後に残る、ドロッとした白っぽいチーズのようなもの、それが酒粕です。

その酒粕には、お酒を作るときの酵母やタンパク質、ミネラル、ビタミンB、アミノ酸、食物繊維などが豊富で、栄養価が高く美容にも良い食品と言われています。

酒粕に多く含まれる成分
✅ミネラル
✅ビタミンB
✅アミノ酸
✅食物繊維

この記事では、酒粕を簡単に料理に使用できる「酒粕ペースト」の作り方と、酒粕の魅力について分かりやすく書いています。

様々な健康効果のある酒粕を上手に取り入れ、健康な体を手に入れましょう!

酒粕って、使いづらいの?


今後の研究でさらに有用な成分が発見される可能性もある酒粕ですが、食べるのが面倒だという声を多く聞きます。

✅なかなか溶けない
✅アルコールが含まれている
✅クセが強い
✅量が多くて使いきれない

様々な理由で敬遠されがちな酒粕ですが、あらかじめペースト状にした状態で保存しておけば、デメリットの多くが改善されます。

✅なかなか溶けない
➡️ ペースト状なので溶けやすい

✅アルコール
➡️ ペースト状にした後に火を通すことでアルコールを事前に飛ばしておく

✅クセが強い
➡️ ペースト状にすることで匂いも和らぎます。

✅使いきれない
➡️ ペースト状にすると使いやすいので、あっという間になくなります。

我が家では酒粕をペースト状にして作り置きし始めてから、本当にあっという間になくなります。
何にでも、ちょい足しできるので、味噌汁やドレッシング、ヨーグルトなどにもかけて食べています。

酒粕ペーストの作り方

    酒粕ペーストの作り方
  • STEP.1
    酒粕をほぐす
    酒粕は水に溶けやすいように手でちぎって細かくほぐします。
  • STEP.2
    水を注ぐ
    ほぐした酒粕をボールに入れ、酒粕と同量の水を注ぎます。その後すぐに混ぜても良いですが、そのまま15〜30分おくと酒粕がふやけて混ぜやすくなります。
  • STEP.3
    溶かす
    酒粕がふやけてきたら、泡だて器で酒粕をつぶしながら水と混ぜます。
  • STEP.4
    硬さを確認
    泡だて器ですくって、とろーりとしたら完成です。

水の量は硬さを調整しながら増減しましょう。
あまり硬さが残っていると溶かすさいに時間がかかるので、もとの酒粕の硬さにもよりますが酒粕と同量もしくは1.2倍程度の水を使用すると良いでしょう。

酒粕の粒が少し残っていても問題ありません。そのまま置いておくと自然に酒粕が溶けて水と馴染んできます。

酒粕を料理に加え、ワンランクUPの仕上がりに

様々な料理にほんの少し加えれば料理に風味とコクが出て、格段に美味しくなります。

酒粕は奥が深い調味料です。
酒粕をペースト状にしておけば、簡単に使うことができるので、買ったけれど使い方がわからないと言う悩みがなくなります。

酒粕を毎日少しずつ食べるのが健康の秘訣です。手に入ったら酒粕ペーストをすぐ作って様々な料理に使ってみましょう!

酒粕ペーストをちょい足し
✅調味料、和え物に使う
✅甘酒や汁物など
✅粕漬け用ペースト、粕漬けディップなど

その他、コクを出す、料理にとろみをつける、味をまろやかにするなど、様々な働きをしてくれます。

予め酒粕をペースト状にして保存することで、簡単に料理にアクセントをつけることできます。

✅コクを出す
✅とろみをつける
✅生クリームやホワイトソースの代わりに
✅辛み、酸味、甘みをまろやかにする
✅食材の臭みや癖を抑える
✅塩分、油分を控えられる

酒粕料理の美味しいメリット

酒粕は今、注目の的の発酵食品です。
様々な健康への効用が実証されており料理に使えば甘みと風味をアップしてくれます。
しかも、体に良いだけでなく、「おいしいから」手軽に毎日、酒粕料理を楽しめます。

旨味や風味がアップ

酒粕を料理に使うと、少量でも旨味が増し、味わいに深みが生まれます。
これは酒粕に含まれるアミノ酸のおかげだと考えられます。

さらに糖分とタンパク質が化学反応により独特の香ばしい香りとなって風味が増し、おいしさアップにひと役買っています。

肉が柔らかくふっくら

かたまり肉の煮込み料理や下地に使うとその効果は絶大。
長時間かかっていた煮込み時間が短縮でき、仕上がりは柔らかく、冷めてもその状態のまま。

これは麹由来のタンパク質分解酵素の作用と考えられます。

酒粕の保存と取り扱い

酒粕は栄養価が高く手軽に使える食材ですが、保存や摂取する際にはいくつかの注意が必要です。
基本的なことばかりなのでしっかりと守って酒粕ライフを楽しみましょう。

酒粕の保存方法

酒粕は時間の経過とともに熟成が進み色が濃くなったり風味が変化することがありますが、冷蔵庫で保存をすれば長期間の保存が可能です。

ただし、酒粕ペーストとして使用する場合には、気候や環境、使う頻度にもよりますが1週間以内に使い切りましょう。
長期間おくとカビが入る場合もあるので、密閉容器で保存し作った日付を記入しておくと便利です。

酒粕を食べる際の注意

酒粕には8〜10%のアルコールが含まれていますが、しっかりと火を通せばアルコール分はほとんど飛んでしまいます。

ただし、酒粕を大量に食べたり、あまり火を通さないような食べ方、また極度にお酒に弱い人は、念のために注意してください。

酒粕ペーストを作り置のまとめ

日本酒の副産物である酒粕は、甘酒や粕漬けなど古くから親しまれてきましたが、その独特な発酵臭やアルコールが含まれているということで敬遠されがちとなってきました。

しかし、最新の研究結果では酒粕には様々な健康効果があることが分かり、再び注目される食材となっています。
酒粕には、悪玉コレステロールを下げたり、便秘の解消、美肌効果などものすごいパワーがあるのです。

素晴らしい酒粕ですが、使いづらいという難点をペースト状にすることで万能調味料として、毎日の食事に上手に取り入れることができるようになりました。

酒粕のパワーを毎日の食事に少しずつ取り入れ、生活を豊かにしてみてはいかがですか!

酒粕のパワーは分かったけど、ペースト状にするのも面倒だという方は、酒粕甘酒を凝縮したサプリメントもあるのでご確認下さい。



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